「できる」とか、「できない」にとらわれるとき

今週は、樹原先生からのメッセージを紹介します。

きっとみなさんも励まされる内容だと思います!

 

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先日、私がFacebookに投稿した言葉の一節を、

ある方が抜き出して投稿されていました。

私の言葉の引用と、続く彼女の言葉を引用します。

 

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ピアノに限らず、どんな習い事や勉強も、

少し経った頃に目的を見失うことがある。

進歩が目に見えないような気がしたとき、

こんなことやっていて役に立つのかなと自分でも思ったり。

 

それは、大人にもあることで、

そういう時って多分、

「できる」とか、「できない」とかにとらわれているのだと思う。

 

このことはまた、改めて何かに書こうと思っているのだけど。

「できても、できなくても、それを頑張っていることが楽しい」

ということに気づくのはとても大事なんだなぁ。

 

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・・このことは改めて
何かに書いてくれるとのこと(^^)
楽しみにしてよう〜〜

 

 

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こんな風に、福岡の菊池悦子さんが投稿してくれました。

 

私は大急ぎで、どの投稿だったかを確認して、

こうして今原稿を書き始めました。

そのまま埋もれてしまいそうだった言葉を拾って、

「どこかに書くっていいましたよね!」と念押ししてくれて

本当にありがとうございます!

 

というわけで、「ONTOMO」の「ピアノランドの広場」に

書くことにしました。

 

 

 

好きなことを夢中になっているときの自分は、

「できる」とか「できない」とは関係なく、

没頭していることが楽しくてたまらない、という状態です。

もちろん、上手くいったら嬉しいし

上手くいかなくて悔しかったりはするのだけれど、

そのこと自体を心から楽しんでいるのであれば

端から見ている人が何と言おうと

ずっとそれは自分にとって魅力があります。

やっているだけで嬉しいことがあるなんて、

人生で最強のものを持ってるってことです。

 

「できる」とか「できてない」ということを

必要以上に気にし過ぎる人がいますが、

それは、自分のこころよりも他人の評価が気になる人かもしれません。

 

これ、とても大事なことなんですが、

他人の基準を人生の真ん中に持ってきてしまうと、

楽しさが半減、激減してしまうんですよね。

 

できてもできなくても楽しかったことが、

できなければいけないような気がしてくる。

できない自分が嫌になってしまう。

 

これを、「自分の心を見失っている状態」と言います。

自分ではなく、他人の評価が自分の幸せを決めるなんて、

そんなバカなこと、許してはいけません。

 

ましてや、

他の人にこう思われるかもしれないから

みっともないからやめておこうと

好きなことをやめてしまうなんて言語道断。

自分に申し訳ないということです。

 

 

何事も、上達するには客観的な評価も大切です。

アドバイス1つでさらに上達していくのですから、

もちろん、周りからのアドバイスに対して

心を開くことも重要です。

でも、それはそれ。

 

 

「ピアノを弾くことが楽しい」

「絵を描いていると時間を忘れてしまう」

「いつも育てている花のことで頭がいっぱい」

「スピーカーを組み立てるときのワクワク」

等、人生にはいろんな楽しみがあります。

 

これらの個人の楽しみこそ人生の拠り所ではありませんか。

それを脅かす言葉に耳を傾けてはいけません。

そして、他人の「好き」を笑ってもいけません。

奪ってもいけません。

 

 

私は、子どもの頃にできるようになりたかったことが

できるようになってはいるものの、

今、できるようになりたいと思っていることは

まだできません。

 

それでも、「まだできない」だけであって、

それは「今、できるようになっているところ」です。

いつも、人間は過渡期を過ごしている。

固定された状態なんてありません。

ふとしたことでできるようになったり、

また、ふとした不調でできなくなったりもする。

 

 

また、できなければ不幸せで、

できたら幸せということでもない。

夢中になれるものがあることが幸せなのです。

できないなりの工夫をすることも楽しいし、

そもそも考えるだけでも楽しい。

 

「音楽をこころの真ん中に置いて生きている」

ということが私の幸せだから、

何か1つのことができたりできなかったりすることが

私の幸せを左右しない。

 

「できて嬉しい」

「できなくて悔しい」

は、ごく自然なことです。

 

悔しいと感じることもまた幸せの一部では?

それだけ夢中になれているってことです。

 

 

 

進歩は、ビギナーには急カーブで訪れるけれど、

長く続けているとゆるやかなカーブになります。

また、自分にしかわからない進歩もある。

(このことは、また、書きます)

 

 

小さな変化や進歩を楽しみながら、

みんなが自分の人生を選んで歩いていけますように!

 

樹原涼子

 

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ぜひご参加ください。

(樹原涼子)

 

 

会場:カワイ表参道 コンサートサロン パウゼ

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5−1(地下鉄表参道駅 A1出口徒歩2分)

 

日時:2019年 9月 10日(火)10:30~12:45

聴講料:一般:¥3,500/学生:¥2,500

会員:¥3,000(カワイ音研会、表参道メンバーズ、ピアノランドメイト会員の方が対象です。)

 

お申込みやお問い合わせはこちらをご確認ください。

 

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